


“最初の一行”への接触を狙っていたのは、”本物の魔王”の正体に関する情報を知るためでした。”本物の魔王”と遭遇してまともに帰ってきた存在はおらず、ロムゾも「まともではなくなった」ことを思えば、この時点で知られている中ではネフトが唯一の手がかりだったと言っていいでしょう。 …


この男の名は黄昏潜りユキハル!web版では名前だけが出ていた”客人”でしたが、書籍化に伴い、各地の事件の裏で暗躍し情報を集めていた男、という形で本格登場に至った経緯があります。


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今回のエピソードは不言のウハク。これは原作でも非常に特殊な回で、この回だけ「一人称」の文体が使われています。まあ普段の三人称もほぼ一人称に寄ってるようなものですが……



この環座のクノーディが一人称の語り手を務めます。通り禍のクゼの回で言及された”教団”の神官で、現実の教会のように、担当地域(このアリモ列村)の教育や福祉を一手に担っています。

“教団”の教育には詞術も含まれるため、神官クラスになると全員がかなりの詞術の達人といえます。彼らの大半は決して戦闘用に詞術を修めたわけではないのですが、やろうと思えば戦闘にも応用できるくらいには詞術に精通しているわけです。



正直、並の大鬼が相手だったとしても何人か人死にが出そうな人数と武装と作戦です。村人もなんとなくそれが分かってるから緊張しているのでしょうが……



もちろん、身体的だったり精神的な問題で発話できなかったり聴覚を失ったりといった障害はこの世界にもあります(こちらの世界以上に重度の障害と見なされます)。しかし心身が完璧に健康な上で詞術による意思疎通だけが働かないというのは、本来あり得ないことです。

大一ヶ月は六日間のことです。だいたい一週間ですね。異修羅世界においては小一ヶ月のほうが大一ヶ月より長く、こちらは四十二日あります。だいたい一ヶ月半です。




ウハクは耳が聞こえないので、クノーディも一連の台詞がほとんど独り言だと分かって言っていることになります。ですがペットに話しかける人もいるくらいですから、人型をした知的生物と一緒に暮らしているならなおさら、言葉が通じなくても話しかけずにはいられないでしょう。



これはアニメ版ならではのウハクと村人の共存描写……!ウハクにどんな仕事をさせたいですか?と担当さんから聞かれたので、「橋を作らせたいです!鬼って橋作りがちなので」と要望しました。鬼って橋作りがちだと思いませんか?




これは偶然の一致ですが、星馳せアルスも鳥竜にしては珍しく人肉よりナッツ類が好きという設定があります。この世界、木の実を食うと異常に強くなる世界なのかもしれません。


クノーディが挙げた子供達の中には、独り立ちした者もいますが、もちろん”本物の魔王”の時代には非業の死を遂げた子供もたくさんいました。

ウハクも詞術が通じないというだけで耳が聞こえないわけではないので、意味を理解できなくても「クノーディが何か言ってる」ことは分かります。



これは決してクノーディが実は危険人物みたいな描写ではありません。これだけ優しくて穏やかなクノーディでさえ、狼の子供を無慈悲に殺せるということは……



【大鬼】 3メートルほどの巨体を持つ、代表的な鬼族。 高い知性と理性を持つ個体も少なくないが、例外なく人喰いの食性を持つことで知られている。


ウハクが来る前はクノーディ一人でこういう力仕事していたでしょうから、大変だったんでしょうね。たまに村人に手伝ってもらっただろうとはいえ……



モブの声で一瞬だけ説明されていましたが、裂震のベルカはかつて”本物の魔王”を討伐しに向かった巨人の英雄です。しかし”最後の地”から帰ってきた彼女は、もはや完全に変わり果てていました……。








そして、物理法則上は巨体を支えられないはずの、巨人のような種族の生命活動を成立させている法則も、広義の詞術とされています。それが無効化されてしまうということは……





ウハクを逃がす先の話ばかりは声で伝えるわけにはいかないので、教団文字で書いた手紙などをウハクに渡してから説明しているのではないかと思います。







詞術は「心を伝える術」なので、詞術を使うことのできない普通の獣には「心がない」ものとされます。しかもこれはただの宗教上の教義などではなく、物凄くはっきりと区別できる基準です。よって、どれほど慈愛に満ちた人物でも、「獣に優しい」人は異修羅世界にはまず存在しません。 …



世界そのものを成り立たせ、人生をかけて信仰してきた詞術の存在が大きな「間違い」だったかもしれないことを、死に際になって知ってしまった時……。




というか稲田徹さん!!!ナスティークの堀江由衣さんもだけど絶対おかしいだろ!なんでこんな凄い人呼んでおいて「……」しか台詞のない役やらせるわけ!?

アッ!もしかして今日は作編曲ナノウさん、sanaさんが歌う『THE IOLITE』が流れない……!?でも不言の回なら……そういうこともあるか……!



『#異修羅』第2期 20話「不言のウハク」ご視聴ありがとうございました! 異修羅世界を支える法則「詞術」。 ただ一人、ウハクだけがその法則から外れ、打ち消すことが可能です。 この戦い、どうなってしまうのでしょう……! 🔽原作試し読みはこちら!


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アニメ勢の皆様お待たせしました。現状唯一のキアに一方的に勝てる修羅、全身(と視界全て)が幻想殺しのやりすぎメタカード、不言のウハクのエントリーだ!!!

「相手の詞術を使われへんようにするんやって」 「上条さんやないかい!」 「でも、説教はせんし、それどころか一言も喋らんらしい」 「ほな上条さんと違うかー」

ユキハルの箱の中身、正体を伏せたいからかマジ聞き取り難い! ディズニープラスの字幕がなかったら私の耳には負えないところだった でも「そんなこと言う時は大抵やるよね?」の言い方が本当に好感度爆高だったんだなって分かる声色なのはいいですね

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第20話 今回もまた新しいキャラクター紹介が進みました。ただ、今回のお話はベタでしたけど、シンプルに切ないお話でしたね。やはり鬼という存在は、こういう運命が待っているのかと…

さらに今週は特別に、不言のウハクの初期案を公開! 現在のデザインより鬼族らしさ・荒々しさが強調されたものになっています。 こちらもカッコいいですね……!

コメント
詞術使いにとっては天敵のオーガさん登場
キア、ロスクレイさんもウハク相手なら負けるかも
キアの能力は全て無効化、ナスティークは近寄れもしない、ルクノカ・メレ・メステルエクシルあたりは敵対しただけで即死。
なんとソウジロウですら棒切れ持っただけのチンピラに成り下がる。
実はロスクレイなら術のバックアップが受けられないだけで剣術も政治力も消されないから相性が良い。普通に銃や弓を装備した兵隊を差し向ければ勝てるからね。
ルクノカはルクノカ筋があるからきっとウハク相手でも戦えるし
キアのメタだとは言われてるけどキアの全能と無効化どっちの出力が上かはまだ解ってない
一番安定して戦えるのがフィジカルが五分のトロア
オデあの子助けてあげたかったのにお婆さんが石で…
ソウジロウは馬鹿みたいに何でも斬れるのとチートじみた弱点看破がワンチャン異能の類として消されたと仮定しても、素の身体能力は普通に彼自身の力なんでまだ勝てるんじゃないすかね
しかしここまでに紹介されたキャラだと一見一番弱く感じるロスクレイが純粋で正当な剣術の極意を究めているがゆえにウハクに特攻できそうなのが面白い
ロスクレイなら外から狙撃させれば勝てるだろう
勢いを消すわけじゃないから初速さえあればなんとかなりそう
異修羅で1番やべーやつ