@IIMA_Hiroaki 2016-10-14 02:01:16
荒木が第1営業部を訪れる場面で、室内に書かれた文字たちが3Dふうに浮かび上がる。すごいですね。辞書を作る者の目には文字が飛び出して見える、という比喩的表現です。私が街でことばの用例採集をする時は、こうは行きません。実際に、注目すべき語が3D化してくれると嬉しいのですが。
@IIMA_Hiroaki 2016-10-14 02:03:08
「島」を辞書でどう説明するか。馬締は〈周りを水に囲まれた比較的小さな陸地〉と言った後で、「でも江ノ島もあるし……」と留保をつける。確かに、江ノ島は本土とつながった「陸繋島」です。「周りを(ほぼ)水に囲まれた」とする手もあるけど、陸繋島はこの際無視しましょうか。
@officeplaton 2016-10-14 02:04:18
滑り出しとしてはかなり良かった。淡々としていながら、人物像がはっきりと感じられました。話は地味ですが、かえってしみじみと心情が伝わります。いわゆるいい話。
@IIMA_Hiroaki 2016-10-14 02:04:34
エンディングの「茫洋」の語釈は私が書きました。作中の辞書『大渡海』らしさを出そうと苦心しました。私の携わる『三省堂国語辞典』では「……ないようす」が常套句ですが、『大渡海』では「……ないさま」としました。見出しに「ぼう‐よう」とハイフンを使ってあるのも特徴です。
@sow_LIBRA11 2016-10-14 02:04:52
一見地味めな題材だけど、気づけば引き込まれるような絶妙な作りは、原作自体の魅力もあるのだろうけど、アニメとしても丁寧に作られているからなのだろうね。来週も見よう。
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