芸者の家の出だったからかあ・・・。でもここではねつけずにさらっとぶちまけられたのも信さんの明るさがあってこそ、だよなあ。まして、親は知らないって言ってのける「一人」の先輩だと思えば素直にもなれるか。
汗が冷や汗に変わって行くところが、伝わってくる・・・じりじりする・・・。間が無く、ずっと水のように流すように喋ってるだけになってるのか・・・
最初に客席から突き放されてしまったと感じてしまった様な菊比古と、第一声で客席まで自分の舞台に引き込んで笑いを効果に変えてしまう初太郎。正反対だなあ。そして、初太郎のこれはもう才能だよなあ。
もちろん、アニメとしてこれで超素晴らしいのですが、落語の一番美味しいところは省略されてるんです!これを見て落語に「何か」を感じられる感性のあるかたは、ぜひ、本物の落語、見てほしい!!!!
菊比古の噺中のBGMと、初太郎の噺中のBGM。どちらも昂る。 初太郎は噺と併せて、文字通り高揚する。噺に乗せられる。 菊比古は、ダメだと分かっていても止められない、止まらない不安感を煽る、煽る。 鳥肌が立ちました。
「昭和元禄落語心中」2話。声優の凄さを思い知るアニメ。先週の関さんの荒削りな落語といい、石田さんの先週はベテラン・今週は平坦な素人くさい落語の演じ分けといい。そして流石の山ちゃん。落語以外の粋なセリフ回しも格好良い。しかしこのアニメ、構成的に1話が20分って難しそう。
山ちゃんの落語いわずもがなだけど私としては「下手で波に乗っておらず危なっかしい新人の演技」っていうこれまた難しいお題をやってのける石田彰の名演が光った
正しく静と動といった二人の物語の始まりですね。この前座二人がどうして、菊比古が名跡を継ぎ、初太郎が故人となってしまってるのか……気になるでしょう!!気になる方は見ましょう!!しかし山寺さんの落語ははじめて聞いた時は衝撃だった…石田さん食われちゃうんじゃないかと…
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