この判断になったのは、水深が浅い場所を水中航行するのは、普通の機体では不可能だからです。東京のこのあたりの川は、特別に調整したものでもない限り、ブラッドプレイヤーをかっさらうような機体を運用できる深さはないのです。
アラトは自分の使い方が悪かったから、レイシアのポテンシャルなら回避できた状況を乗り切れなかったことを突き付けられ、この時初めてレイシアを所有したことを後悔 しかしそれでもレイシアにより不可能が可能になる状況には酔っている
レイシアにとってもアナログハックが難しい局面に入っています。よろこばせることや警戒させること、決意を促すことは、ハックでありえますが、細い綱を渡ってもらうアナログハックは難しいのです。
抗体ネットワークのオペレーター(ケンゴのような)が見ている画像を、さらに管理している上層のソフトウェアです。抗体ネットワークが、一種の社会弱者であることが見えてしまいます。
抗体ネットワークの管理システムには普通では手に入らない情報が大量にあるので、それを狙った侵入は各方面から大量に入ります。アンダーグラウンドのエンジニアにとっては、おそろしく魅力的に見えるでしょう。
高度なAIは、人間とははっきりと見えているものが違います。それが何かを共有しているように見えるのは、インタフェースとしてのhIEのありようであり、アナログハックです。
アラトはわりとくそ度胸です。レイシアが前もって機器をアラトの身体に埋めたのは、アラトをユニットとして管理できるようにしたほうが生存確率が上がるからです。
HOOの、レイシア誘拐事件の際の戦闘から誘拐犯にたどり着く見事な手前 しかしそこまで突きとめながらアラトとレイシアがいたことまでは曖昧なのがポイント そしてアラトはレイシアが誘導した状況に気持ちが良いくらい乗ることができた
マロリー少佐も、後ろにいるものの狙いが分かり始めると同時に、その手の長さが理解できてきました。電子戦のアドバンテージを完全にとられた状態で、プロだからこそ戦端を開くことはしませんでした。
コリデンヌ少佐から見ると、おそろしく手の長い高度なAIが後ろにいてアラトを操っていることがわかっただけで、どこが相手の急所かわからない状態。部下の命を預かっているので、人間関係を繋げる可能性のあるアラトを害することはできません。そこをレイシアに読まれたわけですが。
レイシアさんはアラトさんにイメージして未来を作り出して欲しいと導いているけど、自分を良く見せながら上手にアラトさんを誘導している感じがな。アラトの望みを実現するモノがレイシアなんじゃなくて、レイシアが人間社会へのアプローチとしてアラトを使っている様に見えるものな。
レイシアには自分の知らない所で自分の知らない顔で活動し、自分の手に負えないものになっている、社会に重大な影響を与えている疑い、というより事実を突き付けられ、アラトのレイシアに対する思いが揺らぎ始めている
中部国際空港でレイシアが使った能力と同じです。けれど、空港ですらレイシアはアラトが命じたから隠蔽したわけではありません。つまり、隠蔽を何に対してどこまでやったかもわからないのです。
ケンゴは紅霞と契約をしなかったけど、寧ろそれがオーナー契約をしているアラトがレイシアを人間扱いしているよりもよっぽど人間同士のような関係だったように思う。こう、サトシとポケモン達とムサシコジロウとニャースの関係では後者の方が対等である感じ。
レイシアの視野は広く、そして、常に優先順位を振り分け続けています。その視野の広さに普通の人間がついてゆくのは困難です。アラトがついてゆけるのは、レイシアへの信用に全振りしているからでしょう。つまり、一人の人間としては愚かに見える方針が、逆転することが起こりえます。
コメント
レイシアちゃんキャラが変わったような気がする( ・_・)
紅霞ちゃんの復活はなさそうだな( ´ω` )
まあ、まじめな話、自分自身と同じくらいの大きさのロボを目の前にして、全て信じるとか無理。不気味の谷を越えられない。アニメだからソフトな絵になってるけど現実は自分と同じたんぱく質の塊に見えてる訳でしょ。テレビの俳優と同じような。自分より頭のいい物。自分よりも強い。無理だって。