「一兵も逃すな」はねえよかよ!?
マフくんの「意図せずして巻き込まれた者への同情」の裏返しとしての「為政者や軍人のプロフェッショナリズムを尊重するが故の敵対した時の容赦のなさ」が分かるシーンなのに。
バラバン「お前は私に一生ついていくと…あんなに私を愛していると言った…くせに…」
バヤジット「おりません…。兄上以上に愛した人などこの大陸のどこにもいません…」
(セリフママ)
バヤジットの裏切りに怒りの刃を向けたのが左手で、バヤジットを求めるように頬を撫でたのが右手というのが良かったな。将王としての左手、バラバンとしての右手という感じだったのかな。
勇猛な将も銃の前ではあっけなくやられる姿は物悲しいものがあるな。でもバラバンが頭を撃たれても生きていてバヤジットに襲いかかるのはすごかった。バラバンはマフムートの作戦にまんまとハマったけど従来の戦ではやはり強かったんだろうな。
奇岩会戦見ごたえありましたねぇ。マフ君の覚悟を決めるタイミングとか帝国の動きとか原作とはちょっと違う感じも全てラストのあのシーンに向けてて良かったです。
でも、今回どうしても描きたかったのはコイツだけどな(笑)!
バラバンとバヤジットが愛し合ってたのって多分もっと若い頃からだろうし、王宮内では周知の事実だったりしそうだけど、それならおそらくアイシェも知っていたのでは…?そこは別に大したことではなかったんかな時代と文化的に
将国12話お疲れ様でした~ アニオリ多かったね! バラバンが野望を追う姿、その先は破滅だと分かってしまったバヤジット、両人の心情が強調されてラストシーンに繋がるいいフリだった あと飛ばされてた東弓の説明、ちょっとでも火縄銃って分かるようにしましたね
将国のアルタイルは「77丁の火縄銃で本当に5,600vs23,000の兵力差をひっくり返せるのか?」という疑問に対して「相手の主力はナメプした隙に普通に殴り倒して、火縄銃は隘路での狙撃に使えばいい」という脳筋アンサーを示してくるから強いぞ。
最後のシーンは本当熱演でした……バヤジットの苦しみが伝わってくる…… 「帝国の甘言は兄上の夢の形をしていた」ってセリフ好きでさぁ! 冒頭のアニオリシーンがまさに夢の地図をバラバンに見せてたのが個人的にめっちゃ良かったです!!
原作だとマフくんはこの辺完全に全員殺すモードだったけど、「肉親が直接手を下す構図は避けたい」っていうのが果たせなかった無念さがアニメで補完されてたのは嬉しい でもマフくんにはイェニチェリの首斬り飛ばしてほしかったという思いはあります(だめな奴)
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