

・メンバーは全員整形している ・室内には一人だけ中国人が紛れ込んでいる ・マレンは「中国人」ということになっている ・本当の中国人は「王ちゃん」である ・出て行ってもいい部外者はマレンになる

そういや、これって推理ものなんだった。すっかり忘れてました。推理要素はしみじみした情緒を与えるためってのは基本。今週は技ありの脚本であった。アニメとしての楽しさをヒロインが一手に引き受けているのがちょっとつらい。

1話完結で推理ネタを出して、女の子たちの可愛いカットも入れるようにして、人間関係のねじれているところも楽しませるというのは、なかなかできることではないと思います。よーやるわと思って観ています。

3話。やはり部員探しなのかな。中国系アメリカ人のマレン・セイ、やや複雑な身の上ですな。あの演劇部部長、妙な脚本にいい加減な人に見えるけど。…面白い即興芝居だな。そして見事なシナリオ。

全体として「本で読んだ方が楽しいなかな」って感じるのはつまり監督が言ってた「小説を読んだときの感覚をアニメにしたい」っていう意図が成功してるからだと思うと橋本監督は有能ゆえに原作ものに向かない因果な人になるなー、とか思った

第3話視聴終了。 『退出ゲーム』――その真意は、引き籠った者を閉塞空間から旅立たせる事だった!! マレン・セイ君は要らない子ではなかった!!
コメント