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それでは、7話のキャラクターコメンタリーを始めます!すずちゃん、奇異太郎くん、…
奇異太郎:さて、今回は雪娘と楽しくお遊戯中に事件が起こるのだ。
すず:いきなりロイフラ出しとるんじゃが。何万分の一の確率なんじゃが。
奇異太郎:俺くらいの霊力になればこれくらいの手は日常茶飯事……と言いたいところだが実はこれ、役ができるまで何回もチェンジしていい雪娘接待の特別ルールのポーカーだったから。役できないとつまんないだろ?
すず:なんじゃ、そうか。…
すず:普通の人間ぽいの。手の目は人間世界ともそれなりに馴染みがあるそうでの、どこぞで代打ちとかしておるそうじゃ。その関係かのう。確か帝あ……なんとかと言ったかの……?
奇異太郎:ふうん。まあいい、とにかく勝負を受けたはいいものの、ここまで負けるとは想定外。つい熱くなって色々賭けてしまった。
すず:ついで賭け過ぎじゃ!離れのガワとすず以外全てチップにしよってからに!
奇異太郎:うーむ、結構賭け事には自信あったんだけどな。母屋でちょくちょく大人連中相手にやってたから。
すず:ふむ、それでイカサマかと気付けたのかや?
奇異太郎:ああ。俺はイカサマはしないが、されたことなどしょっちゅうだ。大人汚い。それでこいつは妖怪だから、絶対妖力でなにかしてると思ったんだが。その先入観がまずかったようだ。
奇異太郎:まあそう言うな、本当ならば全て脱ぎ去ってしまうところをちゃんと雪娘に配慮して思いとどまったのだ。どうも俺は全裸のほうが調子がいいからな。真剣勝負は全裸に限る。
すず:何を真顔で変態発言しておるんじゃ。……じゃが、脱いでのちイカサマを見破ったのじゃから、あながち戯言でもないかの……いやいや。ここで認めたら妖怪と勝負のたびに脱ぎ出しかねんわ。
奇異太郎:全裸パワーで顔まで変わっている俺。色々な場所が尖がってるな俺。なんだか急に焼き鳥が食べたくなってきたぞ俺。
すず:すずはつっこまぬぞ……。しかしユキのツボもようわからぬのう。すずには全裸の変態がハゲた変態と手を取り合っ…
奇異太郎:変態ではない、ここがある意味クライマックス。イカサマを見抜いてここからが本当の真剣勝負だ。
すず:はて、イカサマに対するペナルティはないのかの?
奇異太郎:そこは結構難しいところでな、元々手に目がついてる妖怪なわけで、故意に用意したわけじゃない。その目でカードの裏を見るなんてイカサマはしていないと言われれば水掛け論にしかならない。なので封印続行で手打ちにするしかないのだ。…
すず:うむむ……納得がいかぬが、仕方ないのかの。
奇異太郎:うむ。だから続行するためにお前のパンツを賭けたことも仕方の無いことなのだ。……なのにこの仕打ち、酷くない?
すず:当然の報いじゃ阿呆め。
奇異太郎:そして強敵、帰る。爽やかに終わったな。うむ、いい勝負だった。
すず:度量の広いのはいいがの。以後、離れでは賭け事禁止じゃからの?
奇異太郎:罰ゲームならいいんだろ?今度、手の目にいい罰ゲームがないか聞いてみるか。なんかやたら詳しそうだし。
すず:針マニキュアとか焼き土下座とかそーゆーのもナシじゃからな!?
奇異太郎:そしてエンディング。曲はぐるっと一周して一話の……ってあれ??これ四話のエンディング曲じゃないか??すず、前にお前、六曲を順番にって言ってなかったっけ?
すず:はて、そんなこと言うたかのう?
奇異太郎:こいつ……もはや六曲と言うのも怪しい……。
すず:良いではないか、先がわからぬのも乙なものじゃ。毎回どんな曲がエンディングに流れるか、楽しみにしておこうではないか。
奇異太郎:最後に妖怪解説。毎度ながら早口だ。関係ないが、坊主が上手に屏風に坊主の絵を描いた、って早口言葉を思い出した。
すず:早口ですずをディスるでないっ!!
~本編終了~
奇異太郎:今回はなんと言うか、異色の回だった気がするぞ。なんだかすごくざわざわした。あと顔にタテ線が多かった。危うく黙示録になるところだった。
すず:これに懲りたら博打などせんことじゃ。巻き込まれるすずの身にもな…
奇異太郎:わかったわかった、お詫びに来週はお前のために一肌脱ごうじゃないか。
すず:むむ、その気持ちは嬉しいがの……って、本当に脱ぐでないわ、阿呆!!
奇異太郎くん、すずちゃん、ありがとう!
今日は更新ゆっくりめでごめんなさいっ!
それでは、原作単行本より、アニメの妖怪解説より詳細な今週の妖怪紹介。
【今週の妖怪】
「奇異太郎少年の妖怪絵日記」単行本より引用
手の目 -ての…
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