銀河英雄伝説 Die Neue These 21話 星乱9話 星乱3章 第1話のお時間!
「誰がための勝利」
原作2巻 全9章の7章にあたります
アルテミスの首飾り
原作
三六〇度、全方位にたいして攻撃能力を有する一ニ個の軍事衛星レーザー砲、荷電粒子ビーム砲、中性子ビーム砲、熱線砲、レーザー水爆ミサイル、磁力砲その他ありとあらゆる兵器を装備し、太陽光によって半永久的に動力を補給する、準完全鏡面装甲の一ニ個の球体
アルテミスの首飾り
石黒版の没個性な平凡なデザインからその名称に相応しい優美なデザインに。こういうメカ描写に関してはやはりノイエ版が軍配が上がる。それにしてもこれはハイスペックでヨブちゃんも繰り言の一つを言いたくなるな…
「そもそも戦争を回避する政治的・外交的な努力をすることが先決であろう。軍事的ハードウェアに平和の維持をたよるのは、硬直した軍国主義者の悪夢の産物でしかなく、思考のレベルで言えば、幼児向きの立体TVアクション・ドラマとことならない。」
銀河英雄伝説 野望篇 誰がための勝利
【DNT】<ヒューベリオン>:全長903m、ナンバー13FB09-2144、同盟軍イゼルローン要塞駐留艦隊旗艦(司令官ヤン大将)。ヒューベリオン級の一番艦で宇宙暦770年代の竣工。第十三艦隊旗艦として帝国領進攻に参加後、同盟のクーデター鎮圧にあたる。
ヤン「そして、グリーンヒル大将のところに駆け込むか?」
なんだか、ノイエのヤンはバグダッシュに対してワルイ顔というか、含みのある顔を惜しみなく見せてるというか……
あれか、悪巧みの顔を見せても気を使わなくていい的な雑な扱い方を強調してる感じ?
石黒版のバグダッシュは自らが演説者でノリにのった大演説かました~って感じだったけど、ノイエのバグダッシュは状況を正確に伝えようとするアナウンサーって感じがした。
個人的には、ノリにノリまくった大演説的な旧作表現の方が好きかな。
グリーンヒル大将「リンチ少将がもたらした見事な作戦計画」
どうみても飲んだくれで頭が回ってなさそうなリンチから、そんな見事な作戦計画が出たと思えるのがグリーヒル大将の間抜けさというか、人の良さというか……
素晴らしい作戦案をリンチさんが立てたんだと、それほど期待していた人材だったのだとリンチさんのことを買っていたグリーンヒル大将……リンチさんはもともとちゃんと実力のある人だったんだろうなぁ
ラインハルトがリンチに渡した計画書って勧誘する人材まで書いてあったのかな?
だとしたら情報収集力尋常じゃないな。
フェザーン経由だとしても
リンチが思ったよりええ声なせいでクソなこと言ってんのになんかまともな事言ってるみたいに聞こえるな、もっと酔っぱらいテンションだと思ってたのは否めない。それはそれとしてアルテミスの首飾りエグい
自己の正しさを信じて疑わない人間に、弁解のしようのない恥をかかせてやりたかった、ってとこが痛快なヴィラン的でとても良き。おっさんで1番好きだよリンチ。
アルテミスの首飾り、造形としてはめっちゃ綺麗なんよなぁ……その点は些かぶち壊しちゃうのはおしく思う……派手にぶっ壊すのは愉快ではあるけど。まあ後で仇にはなるけれど……………………
ヤン「だが、氷塊は無人、衛星も無人。成功すれば、無血でアルテミスの首飾りを攻略できる」
ここで軍事会議議長の娘のフレデリカを映すのか。
ヤンを見て一旦、下を向いて浮かない顔になるも、顔をあげて前を向くのがノイエのフレデリカを強い女性だと見せてるところだなあって。
ムライ「ですが、十二機全て破壊してしまってよろしいんですか? 後々のためいくつか残しておいたほうが」
ここ、ムライになったのか。
原作だとシェーンコップが皮肉げに言ってたとこ。
なるほど、後々のことを考えると常識論を言う参謀長が進言してる方が合う??
グリーンヒル大将、ヤンを見誤ってかもしれないって言ってるけど、あなたは人を見る目が無さすぎです。
リンチ元少将、クリスチアン大佐、ベイ大佐、バクダッシュ中佐、全員いろんな意味で裏切られてるやん
ここで地上部分を夜間にすることで、アルテミスの首飾り破壊の閃光の演出を際立たせ、市民や救国軍事会議の将兵にもクーデターの敗北が鮮明にさせたのは上手い。映像での演出は本当に巧みなんだ。
『銀河英雄伝説 DNT』第21話
亜光速(光速の99%)で衝突すると、“氷塊”も『アルテミスの首飾り』の主幹衛星も、衝突したその瞬間にエネルギーに変換され光と熱になって、破片も何も残らない。ヤンが惑星ハイネセンに被害が及ぶ行為は一切しない。これは多田監督と小倉信也氏との了解事項。
ラインハルトはヴェスターラントの惨劇映像を流したのに対し、ヤンはアルテミスの首飾りを打ち砕き、その輝きをクーデター派及び同盟市民に見せつけることで、それぞれ勝利へのコマを進めた…
命を見捨てたラインハルトと無血の攻撃のヤンで、両者のスタンスの違いが現れてるなと。
そして、旧ヤマトで真田さんの役の青野さんが演じていたムライを、新ヤマトで真田さんを演じていた芳忠さんが、やっぱりムライを演じる。
狙ってるよなぁ。
グリーンヒル大将。
引き際はちゃんと知ってたんだよなあ。
それでも、そんな彼でもラインハルトに利用されていたことは事実ではあっても、自分達の信念が他者によって利用されていたと貶められることは嫌なのね。
リンチ、ここで凄いのは①9年間軍務から離れている
②アルコール中毒③ブラスター銃より反動も発射も遅い火薬銃でグリーンヒル大将の眉間を正確に打ち抜いてる 本来は屈指の銃の名手だったのではないだろうか
原作より
「ばかどもが……」
リンチ少将は血の泡とともに、最後の笑いを吐き出し、彼を撃った士官たちを見まわしてた。
「おれはグリーンヒルの名誉を救ってやったのだぞ。そう思わんか……生きて裁判にかけられるより、奴は死んだほうがましだったろう……ふふん、名誉か、くだらん」
リンチ、グリーンヒル大将の名誉を救ってやったといいつつ、最後には「名誉か、くだらん……」で終わったけど、その名誉に振り回されたのがリンチだったんだよなあ。
エベンスとヤンの会話
原作より
「ヤン提督、吾々の目的は民主共和政治を浄化し、銀河帝国の専制政治をこの世から抹殺することにあった。その理想が実現できなかったのは残念だ。ヤン提督、貴官は結果として専制の存続に力を貸したことになるのだぞ」
「政治の腐敗とは、政治家が賄賂をとることじゃない。それは個人の腐敗であるにすぎない。政治家が賄賂をとってもそれを批判することができない状態を、政治の腐敗というんだ。」ヤンのこの台詞は一度聞いたら忘れられない。
「運と実力が足りなかっただけだ」って石黒版だとあくまで「自分たちは正しかったぞ!!」という頑なさを感じたものだけど、ノイエだとエベンスが自分が諦めるために言っている感があるな
フレデリカさんはお父さんが自決したとずっと信じ続けるのだろうか。真実は殺された、というのが正しいけれども…でもきっと遺体を見たらわかるよね。額を撃たれてるわけだし…つらいだろうな。
ノイエのヤンはフレデリカの元に訪れ「君が居てくれないと困る」と積極的に彼女を連れ出したといえる演出だったから、原作の「気を落とさないように…」っていう不器用な気遣いはなしか。
自らが連れてきた子に対してなら、責任も感じてただろうし「わかった」で終わらせたのかな…
ここの回想シーン、
「回想シーンに実はフレデリカが見ていないシーンがひとつだけある。
第六次イゼ攻略のパパがそれ。
「こういうことがあった」という話をフレデリカは聞いてちゃんと知っている、というところを出したかった」
って監督がいってらした鬼のシーン😭
原作よりボリス・コーネフの台詞抜粋
「よくわかりませんが、宗教一般についていえば、貧乏人が神の公正さを信じるなんて、ひどい矛盾だと思います。神が不公正だから、貧乏人がいるんでしょうに」
ノイエのルビンスキーのキャラデザは顔が長いから「黒狐」ってのがわかりやすいよなあって。
石黒版の時は、ちょっと潰れた四角い顔立ちだったから「黒狸」のが合うんじゃないって思ったんだよね。
ボリス「神が不公正だから、貧乏人がいるんでしょうに」
だよなあ。全然公正じゃない。
しかし、ヤンとボリス、小さい頃だろうになんでそんな話をしてたの。
どんな流れでそんな話に?(子供らしくないね、うん)
ボリス「コーネフ家はな、この200年間、犯罪者と役人を身内から出していないのが自慢だったんだ」
もう一人のコーネフ、従兄弟のイワン・コーネフは自由惑星同盟軍のパイロットだったね。
コーネフ家の家系図見せて~
【アルテミスの首飾り】設定解説・主幹衛星のサイズについて
『アルテミスの首飾り』の大きさを説明する場面が全くなかったので、この資料を掲示します。戦艦との対比については、演出補佐の小笠原 一馬くん( )がラフ図面に描き入れてくれました!
地球教とは?
第三次世界大戦後にいろいろあって一つの政府として世界各国を統一し、世界平和に至る、その後、いろいろ腐敗し、亜高速航行により星系を跨いで色々な物資を地球に運ばせて地球偉い!とか腐った政治をしてて、それに怒った他星系の人々に報復され10憶人が虐殺された。
ボリスコーネフ「貧乏人が神の公平性を信じるなんて、ひどい矛盾だと思います。神が不公正だから貧乏人がいるんでしょうに」
銀英伝の中でも屈指の名言やな
銀英伝はいいぞ。ちゃんと最後まで映像化した!
ノイエ銀英伝の三期製作発表は一体いつまで焦らすつもりだ。性悪の製作陣め。
人を褒めるときは大きな声で、悪口を言うときにはより大きな声で
【 スピンオフイラスト 】
第21話「誰がための勝利」
ご視聴ありがとうございました♪
今後放送終了後に各話スピンイラストを更新!
今回のイラストはコチラ!
次回の放送もお楽しみに♪
第21話「誰がための勝利」敵は艦隊と軍事衛星を失い、終戦を宣言します。ヤン艦隊の勝利です。ヤン提督が、民主主義国家の軍人としての矜持を見せます。民衆を守るために存在することを、クーデターを鎮圧して証明します。「たかが国家の存亡だ」と言いながらも国家を救った事実。
盗聴されているのわかっていて更にディスるボリス最高。
あと、ルビンスキーと高級なワインを呑んだだろうに口直しとばかりにチャーハン食べているのもかわいい(かわいい)
脚本打ち合わせで、「紙箱に入った炒飯」と言ってたんで、パンダエキスプレスとかで使ってる縦長のヤツを想像していたら、横長の箱だったんで、ほほぅって思ったんだ。思い出した。
銀河英雄伝説 Die Neue These
第22話「黄金樹は倒れた」
辺境星域を平定して戻ったキルヒアイス。
久しぶりの再会を喜ぶラインハルトに対し、キルヒアイスは…
最後の戦いを前に2人の関係にこれまでにない変化が生じようとしていた。
Eテレ31(月) 午後10:50
https://t.co/TM1sgBkQc5
Eテレ「銀河英雄伝説 Die Neue These」視聴終了。憂鬱で、ぶつけようの無い怒りと喪失感に満ちた内戦が終わった。次回「黄金樹は倒れた」。帝国ターンかな。来週も楽しみ^^。
フレデリカ、士官学校入学時はご両親と、卒業時はパパとだけ写ってるショット…ということは、ノイエでは、ママはその間に亡くなっているってことなんだよな?
銀英伝特有の『〇〇星域会戦』という言い方好きすぎる
現実世界にはない言葉なのに妙な説得力がある
歴史物語としての妙なリアリティがある
それでいてSF用語としてのワクワク感もある
たまらん
【 #ノイエ銀英伝 #虎の巻 】
その㊷「アーレ・ハイネセン」
自由惑星同盟建国の祖、「アーレ・ハイネセン」ってどんな人🙄❓
【 #ノイエ銀英伝 #虎の巻 】
その㊶「アルテミスの首飾り」
救国軍事会議が切り札として考えていた「アルテミスの首飾り」ってどんなもの🙄❓
「言いかえれば良いってものじゃない!ガンを風邪と言いかえれば風邪になるか?ライオンをねずみだと言ったらかまれても死なずにすむか?」
このセリフのおかげで言霊とかスピリチュアルをあまり信じてないw
何度見ても、フレデリカの思い出の中のグリーンヒル大将がツライ。これがなければ、リンチに、ひいてはラインハルトに踊らされた理想主義者なんだけど、父親としての側面があそこで強調されることでぐわっと悲しみも押し寄せてくる。
ノイエ版ではカットされたけど、トリューニヒトがクーデターから逃げられたのはシンパの将校(ベイ大佐)を送り込んで情報を筒抜けにしていたから
加えて石黒版ではワザと内通者がいることをバラしてクーデター派を疑心暗鬼にさせてる
今日はラインハルト様が全く出てこなかったので、せめてエンディングで…と、朝日に照らされるアップの美しい顔を見たら胸が張り裂けそうになってしまった💦ラインハルト様が好きすぎる、はぁ…😭😭😭
あれ、これ感想じゃないな…
バグダッシュを使って世論をさらに味方につけ、クーデター側の最後の希望だったアルテミスの首飾りもあっさりと摘み取ってしまうヤンは手腕は流石。
グリーンヒルは諦めも早かったけど、信じた相手(=リンチ)が間違いでしたね。フレデリカが悲しむ姿は見ていて辛かったです。
【広報スタッフ】
8/27(木)に無料配信される コラボDLC第4、5弾の「ビッテンフェルト」と「ポプラン」の能力を公開!
シュワルツ・ランツェンレイターを率いる猛将と、ヤン艦隊に欠かせない撃墜王です(^^)
あと残り3話、つらすぎる回も近づいて来た。今回もフレデリカが気の毒でもらい泣きしてしまった。グリーンヒル大将はリンチ少将が帝国から帰ってすぐクーデター計画を持ちかけたことが何か変だと思わなかったのか・・名誉回復させてあげようとしてただけだったとしたら人が好すぎる(泣
アルテミスの首飾りのCGが本当に綺麗で劇場で見惚れていた覚えがあります。破壊されるシーンもBGMのみでエンジン音や爆発音もなく、閃光だけが輝いて、その後に映し出される「LOST」の文字とアラームのの冷ややかさにぞわりとしました。
フレデリカの、入学時のあどけない無邪気な笑顔と、卒業時のお父さんのみと写ってるりりしくなった笑顔、そして今、敬愛する上官の前でさまざまな想いを含んだ微笑の対比がもう泣けて泣けてしょうがない。
「銀河英雄伝説 Die Neue These」#21-リンチの暴露、担がれた救国軍事会議。同盟の故事に習うアルテミスの首飾り攻略、音楽のみの演出が良い。「見る目がなかったのさ」に尽きるグリーンヒル大将、それでもフレデリカにとっては父親。スパイの役回りに盗聴気にせず悪態ボリスw
コメント
アルテミスの首飾りが砕け散るシーンの演出が最高!